イケメン王宮◆イケメンがみんな悪かったら【R18】
第2章 湯浴み【小悪魔執事ユーリ/R18】
『ち、ちがうよ///』
サラの鼓動が高鳴って
ユーリに聞こえてしまいそうだ。
見つめ合ったまま
一瞬
時が止まる。
と、
ユーリが
いつもようににっこり笑って
沈黙を切った。
「そうだよね。
……冗談だよ」
『も、もうっ、ユーリっ///』
少し怒った様に見せながらも
サラは小さく安堵する。
が、
それも束の間。
ユーリの手は
また胸を撫で始めた。
サラは俯いて
ぎゅっと目を瞑る。
『……ん………』
[意識してるから?
胸だけ
触れられている時間が
長い気が………]
また
ユーリの指先が
掻くように
胸の尖端に触れる。
『んぁっ………』
[やだっ、またっ………]
『ユ、ユーリ、もういい……』
「まだダメだよ。
大切なところだから
もっと丁寧に洗わなくちゃ、
……………ね?」
ぴんっ。
『あっ………』
ユーリの指先が
また尖端を引っ掻けた。