第2章 湯浴み【小悪魔執事ユーリ／R18】

淡い刺激が
サラを翻弄する。


『ん…………ん………』


目を反らし
時おりぴくりと肩を震わせながら
必死に耐えるサラ。


他の部分と同様、
何事もない様子で
丁寧に洗うユーリ。


［これは………公務っ………
公務っ……］


ユーリの手のひらが
円を描くように
サラの胸を撫でる。


段々と
サラの体の熱が上がっていく・・・
体の奥に
甘い痺れが広がってしまう・・・


と、
淡く主張している
胸の尖端に
ユーリの長い指先が引っ掻かった。


『あん………』



［やだ、声が///］


「……………………………サラ様」


突然
ユーリの声が
低く掠れたようになって。


［な、なにっ？］


「真っ赤だよ？
のぼせちゃった？
それとも
…………………………………感じちゃった？」


『なっ…………』


サラが
思わず見ると
ユーリの頬が
ほんのり赤く染まっていて。
いつもより潤んで見える琥珀色の大きな瞳が
サラの顔を覗き込んでいて。
どきりと胸の奥が音を立てる。


［な、何か言わなきゃっ///］