第11章 優しく【ミステリアス公爵ルイ／R18】

『っ…ちゅっ…あっ……っ』


耳元で小さく喘ぎながらキスするサラに
ルイはぞくぞくして…


「サラ……」
（かわいい…）


ルイは、親指で蕾を
中指と薬指で中心を
同時に
激しく刺激した。


『ぁぁぁぁっ…ルイ…』


鋭い刺激に
キスが止まってしまうと…


「駄目、サラ」


ルイも指を止め、
また甘く囁く…


『ルイっ…』


サラはまたキスを始める
ルイもまた蕾と中心を
激しく刺激し始める。


キスしながらルイの指に攻め立てられ
サラはだんだん高められて…


『ちゅく…ルイ…だめ…もう…』


「……イキそう？」


『っ…うん…イクっ……イッちゃうっ…ルイっ』


（…本当に…かわいい…）


「……じゃあ、ここでやめようか」


『っ…いやっ…ルイっ…』


「…俺に…どうされたい？」


『……イカせてっ…ルイっ……イカせてっ///』


（……サラ…かわいすぎる…）
「…いいよ…イッて」


ルイは更に指を速めた。


『あ…ルイっちゅぅ…イッちゃう…イッちゃう…ぅ…ああっ』


ルイの美しい指先が
蕾をくるくると押し潰し
中心をぐちゅぐちゅと、
いやらしくかき回す。


サラはルイの首筋に
強く口づけた直後
身体を大きく撓らせて
絶頂に達した。






ルイの首元で
荒い息が響く。


（サラから媚薬を抜く為に
ちょっとイカせてあげるだけのつもりだったのに…）


ルイは止められない衝動に駆られる。


荒い息のままのサラに
ルイは低く艶めいた声で囁く…


「サラ……“公務”…
今夜は寝かさないから…」


こんなことを言う自分に驚きながら
ルイは
また
サラの身体にキスの雨を降らせていった。