• テキストサイズ

イケメン王宮◆イケメンがみんな悪かったら【R18】

第2章 湯浴み【小悪魔執事ユーリ/R18】


[くすぐったいっ・・・]


向かい合い
抱き合うような姿勢。


サラは
逃れようと体を捩るが
体を洗っているはずのユーリの腕が
とても器用にそれを阻む。


[動け・・・ない・・・]


「ごめんね、サラ様。
こう見えて俺、
お茶汲みより体術のほうが得意なんだ。
だから、
女の子のサラ様がいくらがんばっても
逃げられないと思うよ?」


ユーリがくすりと笑うと
熱気と羞恥で
サラの肌が
ほんのり赤く染まっていく。


ユーリは
サラの様子を見下ろしながら
手を動かしていく。


背中の上の方から
腕を通って
指先まで丁寧に洗うその動きは滑らかで
確かに上手ではあった。


とても気持ち良い。

当然の如く
サラの緊張は高まっていく・・・


そして、ついに
サラの恐れていたことが・・・


ユーリの長い指先が
サラの体に巻き付いているタオルにかかった。



/ 171ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp