第11章 優しく【ミステリアス公爵ルイ／R18】

『んぁっ…もう…無理っ…ルイ、やぁ…』


「サラ…公務だから…」


ルイは
サラが逃げられないように
再び言葉で縛る。


がくがくと震えるサラは
唇の端から蜜を零し
瞳は虚ろで…


『んぁぁ…んっ…ふぁぁ…だめっ…
やめっ……っ…ぁ…』


ルイはすこしだけ指を速めた。
くちゅ…くちゅ…と
卑猥な水音が部屋に響く。


『いやっ………ん……あ…


ルイ…きもちいい……』


（…っ…）


ルイの頬がほんのり染まる。
さっきまで拒むような言葉を零していたのに…


（……無自覚なんて性質が悪い…
こんな…煽り方…）


ルイは少し苦し気眉を寄せて。


「………君は俺をどうしたいの？」


『あ…っ…え…うそ…今のはっ///』


少し我に返ったサラが真っ赤になって
困惑の表情を見せる。


「……もう手遅れ…」


ルイは
更に淡い刺激を続けた。
中心を指でゆっくりかき回し
指で開いた蕾を
舌でそっと舐め回した。