第7章 二人きりの勉強会【遊び人宮廷官僚レオ／R18】

『っ…』
［『慣れてね』って……『感じるな』って事？
どちらにしても…これ以上恥ずかしい姿、
見られたくないよ…っ］


サラは、甘い感覚に蓋をしようと、
唇を結んだ。


（くすっ……ムダなのに）


レオは心の中で笑うと
ゆっくりと唇をなぞっていく…


［っ……唇に…触れられているだけなのに///］


サラの中心が
甘く痺れ出す…


レオの指先が与える
淡く危うい感覚に
一瞬にして翻弄され始め……


サラが息を吐こうと、唇を薄く開いた瞬間
それを見逃さないレオの指が
するりとサラの口内に侵入した。


［…うそ…///］


許すつもりなどなかったのに
まるで自分が導いてしまったように
侵入したレオの指先…


（…なるほど、やっぱりね…）


レオは
サラが経験が少ないであろう事を
再認識し
無意識に口許を緩ませた。