第14章 番外編1 束縛な彼氏
「ひぁっ…いやっ……んんっ……」
唾液に塗れた指に奥を擦られて、
「あああんっ、あんっ」
あっという間にイきそうになる。
「だ、だめっ、もう、すぐイっちゃいそう……ぁん!」
ぐいっと指を押し込められて、勢い中で指がくいっと曲がった。
一番感じる奥のスポットを直撃されて、
「あああっ……」
身体が勝手に跳ね上がる。
イっちゃった……私。
洪水のようにアソコに蜜が溢れて止まらない……
「ひどいな、勝手に一人でイっちゃて」
「……だ、って……」
「お仕置き。俺のですぐにまたイかせてあげる」
ぐちゅぐちゅとアソコのなかで遊んでいた指の感触が消えて、今度は熱くて硬いモノを感じた。
「今挿れてあげるから、ほら」
「ひっ……」
ずぶっと太くて熱い肉棒が侵入してくる。
「あああんっ……、あぁ…、お、大きいっ……」
「そういう煽ること言わないで」
「……だ、だってぇ……ぁん……っ」
「もっと熱くしてあげるから」
腰を力いっぱい引き寄せらたと思ったら、ぱんぱんと容赦なく打ちつけられる。
「あ、あ、あ、あっ、……」
「そんなにきつく締めつけないで。動けないよ……」
「し、めてな、……あんっ」
「脚開いて」
「え、やっ…」
「やだじゃないよ。ほら、こうやって」
「あんっ、っ」
ぐいっと両足を広げさせる。そのまま子供が親におしっこさせてもらうときのようなあられもない格好で抱きあげられた。
及川さんの上に座らされる。
繋がった部分が、重力で極限まで深くなる。
「ああんっ、すご、……あたる、これ、いや……」
「好きだよね、こうやって串刺しにされるの……好きだよね?」
「すき、じゃない……こんな、の、ひどい……」
「うそつけ。俺にぐっさり刺されてよがっていっちゃうの大好きだよね。ほら」
「あ、あん、あぁ、ああんっ……」
及川さんの腰がぐりっと動くたびに、喘ぎ声がでてしまう。
「ぁあああ、やだぁ…んっ!」
何度も強烈に突き上げられて、声が止まらない。
「気持ちいいからってあんまり声出さないで」
そうだ、ここは部室。
ドアの向こうを誰が通るかわからない。
「って、声出させてるの、俺だよね、ごめんね」
バスタオルの端を半開きの口に突っ込まれた。