第6章 嫉妬に愛撫されて……
「ふぁ、あっ、あっ、あんっ!」
ズンズンと、奥深くまで腰を押しつけられて、突き上げられて、揺さぶられて……
もう声を抑えられない。
どっちを向いて串刺しにされているのかもわからない。
「ひゃんっ、ああっ……」
「もっと喘いで。もっと可愛い声、聞かせて」
「……ぁっ、あん、ぁっ……」
「もっと俺を咥えこんで。俺ので感じて、もっと」
ぷっくりと膨れたクリトリスを、及川さんのカラダに擦りながら、腰を振る。
もう…イッちゃいそう……
「んあああっ……ダメぇ……そこ、イっちゃ……ああぁっ……」
背中をのけ反らせると、机の上に押し付けられた。
「あああああぁんっっ……!」
子宮に届くぐらい深く腰をグラインドされて、アソコの内側から淫らな快感が放出する。
「……っ!」
及川さんの身体が震える。
私のアソコに及川さんの腰が当たって、熱い身体が覆い被さってくる。
震えない収まらない腕と脚をがっしりした彼の身体に絡ませる。
「怖かった?」
するりと目隠しが外された。
視界が急に明るくなって、何度か瞬きする。
及川さんが、じっと私を見つめてる。
「……ひどい、です……目隠しなんて、イヤ…二度と、しないで……」
「岩ちゃんと仲良い君が悪いんでしょ」
「だから、はじめちゃ……」
「もうその名前は口にしないで」
唇にキスされた。
今日、初めてのキス……
及川さん、嫉妬してた……?
だったら、素直にそう言ってくれればいいのに。
「もう絶対岩ちゃんと2人で会わないで」
「そんな、ムリ……」
近所だし。親同士も仲いいし。
朝も結構一緒になるし。
「じゃないと、別れるから」
「……え?」
「次に岩ちゃんと喋ってるの見たら、速攻別れるから」
なにそれ……?