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コイイロ

第1章 入江みお


「もしもし。」

特に感情を入れずに言った。彼も早口で返して来た。

彼はなぜか焦っていた。早い口調で当たり障りの無いどうでもいい話をしている。
入江は彼が言いたいことがもうわかっていた。しかし彼から言い出すのを待っていた。

だが入江はどうしてもわからないことがあった。

ー私のどこに惹かれたんだろう。
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