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第3章 入江みお 〜朝〜
室内に朝のアラームが響き渡る。
単一の音が4拍子で鳴る。
入江は布団から腕だけ出してアラームを 止めた。時計を持ち上げ顔のそばまで寄せる。
時刻は午前6時。
ゆっくりと体を起こす。
「みおー!朝ごはん食べなさい!」
下の部屋から母の怒鳴り声が聞こえる。
入江は生返事しながら布団からでた。
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