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コイイロ

第2章 宮崎健治


いつの間にか窓に手をつけていたようだ。
手に水滴がつき、冷たくなっていた。その水滴をスーツの裾で拭き取った。

そして腕時計をみた。

時刻は午後六時過ぎ。

宮崎は一人暮らしだ。恋人はいない。
今は欲しいとも思わなかった。
過去に何人かと付き合ったことがあったが、すぐに飽きられたり、性格が合わず別れてしまった。
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