第6章 事件について
私は、病院で起きた事件について
詳しく聞いていた
『三田先生、あの事件について三人と明確に話さないといけません』
『はい…私もついて行きます!』
『本当ですか!?是非お願いします』
『私も行きます』
『院長!?宜しいのですか?』
『ああ、花は大事な孫だからね』
こうして、私と三田先生と院長はまず真理ちゃんの所に向かった
すると、真理ちゃんは窓から飛び降りようとしていた
『真理ちゃん!?止めなさい!』
『来ないで!』
真理ちゃんは叫んだ
『どうして、こんな事を…』
『私は、純子ちゃんを殺してしまったわ…あんなに仲良くなれたのに…』
『でも、真理ちゃんは悪くないわ!』
『でも、私じゃなくても真奈がやった事、いや私が殺したの…私が死んだら真奈も死ぬよね?』
『そんな考えするのは止めなさい!アナタが死んだら何もないのよ?もし、自分が殺したと思うなら償う方法を考えなさい!』
『うん…』
元に戻ると
ベットで真理ちゃんがフラついた
すると目つきが変わった
『へっ、償わなくて良いんだぜ?真理
どうせ、お前も恨んで居たんだろ?』
『違うわよ…私は…』
『まあ、良いぜ?僕が先生とか殺すから』
『嫌…止めて』
真理ちゃんが必死に言ってる
『じゃあ行くぜ?』
真奈君がナイフを持って襲って来た
『嫌めてえええ!』
その瞬間、三田先生が柔道のように投げ飛ばした
『痛いな…』
『何故、純子ちゃんや皆を殺したんだ?』
『だってあいつ、うざかったし
うるさかったから殺したんだ』
『そんなので殺しちゃ駄目だろう!』
『僕は、真理を助けてあげたくて…』
そう言って真奈君は泣き出した