第1章 お仕置き?
「く……四季ッ……!!」
先程とは比べ物にならない快感が七瀬を襲った。四季の柔らかい口内に根元近くまで咥えこまれ、一生懸命に愛撫をする姿に七瀬はめまいを起こしそうになった。それまでも四季を止めなければと意識はしていたが、本格的に止めなければマズイ状況まできていた。
「…っ!……だめだッ!」
七瀬の限界を感じ取ったのか、四季は先程より頭を上下する動きを早めた。
「うっ…ぁ………四季!!」
四季は跨っていた両足に今までになかった硬直を感じ、今までで一番奥までそれを咥えた。
「……ぅ…ぁ!!」
口内でビクビクと脈打ち、弾け飛ぶ。どろりとした体液が喉の奥に絡みつき、四季は急に呼吸が出来なくなったことに驚き、やっと中心から口を離し、大きくむせた。快楽で力が抜けそうになる体を無視し、七瀬は起き上がり、四季の背中を叩いた。
「…四季!早く吐き出しなさい!」
いくぶんかはむせた際に四季の手のひらに零れ落ちたが、それでもなお大量に残っているであろう。いつもなら七瀬の言うことを聞く四季であったが、いやいやと首を振り、ゆっくりとそれを嚥下していった。