第5章 勝利の決意と皮肉屋達
〜日向 side〜
レシーブし過ぎて吐いた後、おれは気分が悪過ぎて頭ん中グルグルしてた。
日向
「うぅ…」
暦
「日向君、大丈夫?」
閉じてた目を開けると、横から鳴宮の顔が覗いてるのが見える…って、あれ?今おれ寝てる?
暦
「片付けは、先輩達と影山君がしてくれてるよ」
日向
「えっ!なら、おれも…」
暦
「吐いたばっかなのに何言ってるの!」
日向
「Σうっ」
それ言われると言い返せない…!
暦
「日向君、起きられそう?まだ気分悪いなら、授業始まるまで保健室に…」
日向
「大丈夫!もう起きれ…」
あれ…⁉︎
日向
「る…⁉︎」
そう言えば…おれ、何を枕にして…⁉︎