第4章 レシーブ練習
暦
「内緒」
日向
「どこ中かも⁉︎」
暦
「うん…ごめん」
日向
「Σう、いやっ、謝る事じゃ…」
あー…レシーブなんてしなければ、こんな事にならなかったのに…
──少しでも出来て嬉しかったのは事実だけど。
日向
「あ!そうだ、鳴宮」
暦
「なに?」
日向
「おれにレシーブ教えて!」
暦
「Σえ⁉︎」
日向
「鳴宮上手だったから!頼む!」
うー…これは簡単に退いてくれない空気…
暦
「…わかった。練習にも付き合うから、もうこれ以上は聞かないでね」
日向
「わかった!」
影山
「………」