第37章 水色のジャージ
暦
「はにゃしへ〜(涙」
言うと、飛雄に慌てて放された。
烏養
「おう、その通りだな」
日向
「コーチ!」
うー、ほっぺヒリヒリする(泣)
烏養
「兎に角、“あの小っこい10番スゲー‼︎”的な空気を作る‼︎それが大きくなればなる程、日向が光れば光る程、相手は目が眩むのさ」
日向
「‼︎(キラキラ」
烏養
「──で、2回戦のスターティングは─
1回戦時と同じで行く」
菅原
「……」
烏養
「次の試合は、1時半からだ。身体冷やすなよ!」
1時半から…伊達工との雪辱戦なんだ…
烏養
「それまでに軽く飯食っとけ。腹いっぱいにはすんなよ」
暦
「水分補給とストレッチもお忘れなく!」
全
「うーす」