第4章 レシーブ練習
暦
「つまり私は、2人の所為で部活に参加出来ない訳なんだけど…その上で、邪魔とでも言うつもりなのかな?」
影山
「う、いや…悪りぃ…」
暦
「解れば宜しい」
次は容赦なく殴ってやる!
暦
「で、日向君、」
日向
「?」
暦
「レシーブは、もっと腰を落としてやらないと」
日向
「う、うん…」
暦
「はい、タオル。顔の泥落とした方が良いよ」
私は、ここに来るまでに用意しておいたタオルを、1枚日向君に渡した。
それと…
暦
「さっき買って来たやつだから、2人とも飲んでね」
それぞれにスポドリを手渡した。
暦
「水分補給大事だから」
影山
「サンキュ」