第4章 レシーブ練習
あ、居た居た…
サッカー部が練習中のグラウンドの隅に、日向君と影山君は居た。
影山
「前っ」
日向
「ぐおっっ(べしゃー」
今朝と同じくレシーブ練習中…順調ではなさそう。
暦
「日向君、大丈夫?」
日向
「う…え、鳴宮?」
影山
「お前…何しに来たんだ?」
イラッ
暦
「何しに…?」
影山君の不機嫌顔を猛烈に殴りたい。
暦
「2人のお目付役‼︎」
日向/影山
「⁉︎」
暦
「2人だけだと周りに迷惑がかかりそうで心配だからって、先輩から見張ってるように頼まれたんだよ」
日向
「見張るって…」