第27章 デンジャラスデイ
─20時30分
食堂
澤村/暦
「||||…死ぬかと思った」
澤村先輩(お風呂上がり)と私(お風呂上がり)は、深い溜息を一つ吐いた。
菅原
「でもまあ、夕食も美味しく出来てるし、結果オーライって事で、ね…(ニコッ」
私は、皆にそら豆ご飯をよそいながら、もう一度溜息を吐いた。
最低だ…澤村先輩まで巻き込んでしまった…
テーブルの上には、炊き立てのそら豆ご飯、湯気を立てる大鍋のおでん、そして嶋田マートさんから激励として差し入れられたオードブル、ピザ、フライドチキンが並んでいる。
確かに、夕食はちゃんと出来たけどさ…
最後の最後で大失敗を…すごい凹む。
澤村
「よし、じゃあ気を取り直して…いただきます!」
全
「いっただっきまーすッ‼︎」
皆が、一斉に茶碗と箸を手に取った。