第27章 デンジャラスデイ
黙々と食べ進められ、食堂には、食器の鳴る音と少しの会話が聞こえている。
私は、東峰先輩にご飯のおかわりを渡した。
東峰
「この美味いメシも、菅原が気付かなかったら野性味溢れた味になってたんだよな…」
菅原
「あいつらがスイッチ押し忘れてたのが、勝因だったというか…(苦笑」
龍先輩と夕先輩は、なんとそら豆を皮ごと炊こうとしてたらしい。
その上、澤村先輩と私は、玉子爆破をモロに浴びたんだよな…
菅原
「何が起こったのかと思ったよね」
月島
「何処から見ても事件現場でしたよ…」
蛍が、苦々しい顔してる。
菅原
「炊飯器開けた時は、なんかの呪いかと思ったけど…まあ、そら豆もちゃんと洗ってあったから、剥いて炊けたしね」
田中
「…それ、俺がノヤっさんに洗おうって言ったんス…けど」
全
「(ギロッ」
…めちゃめちゃ申し訳ない。