第27章 デンジャラスデイ
田中
「ヤベ、玉子忘れた!」
西谷
「龍、速攻だ!」
田中
「よし!」
龍先輩と夕先輩は、キビキビと動き玉子をレンジに突っ込んだ。
暦
「野菜の皮剥きとか、一生懸命やってくれたんですよ」
澤村
「そうか。あいつらもやれば出来るんだなあ」
田中
「スイッチオン!(ピッ」
澤村
「うん、流石息も合ってるな」
…あれ?
私は、体温がサッと下がるのを感じた。
暦
「ちょっと待ってください…⁉︎」
澤村
「お前ら、さっき玉子どうした…⁉︎」
澤村先輩と私は、首を傾げる龍先輩と夕先輩を押し退け、レンジを開けた─
ボッ‼︎
澤村/暦
「うわああぁぁぁぁ!!!」