第25章 強い先輩
昼食が終わり、午後練が始まる。
潔子先輩は、買い出しとユニフォームをクリーニングに出しに行ってる。
ので、今は練習のフォローは、私一人。
菅原
「ふあ…」
タイトな練習の所為か、菅原先輩が小さく欠伸をした。
澤村
「スガ、弛んでる。午後を100本連続サーブで終わらせたいか?」
菅原
「あ、ゴメン!」
わ、厳しい…
田中
「大地さん、100本は勘弁してくださいよ〜!」
西谷
「でた!連帯責任!」
木下
「主将、鬼モードだよ…」
日向
「でも!そういう特別な練習って、合宿っぽい感じがする!」
菅原
「ハハ、まあね。じゃあ、やろっか?100本」
日向
「ハイッ‼︎」