第3章 騒がしい初日
暦
「2人の言い争いは確かに煩かったですが、混乱より呆れの方が勝ってる感じなので、大丈夫です」
この程度で混乱はしない…身近に、もっと煩い奴居るし。
暦
「そもそも、菅原先輩が謝る事じゃないですよ」
謝罪は、後であの2人に求めます←
菅原
「そ、そっか…?大丈夫なら、良いんだけど」
暦
「それに…」
私が、チラリと澤村先輩を見ると丁度目が合った。
澤村
「?」
暦
「私は…強力な個人技よりチームの団結に重点を置く、澤村先輩の姿勢は…とても、素敵な事だと思います」
澤村
「!…」
少し笑いながら言うと、何故か澤村先輩にバッと顔を逸らされた。
澤村
「////あ、ありがとな…」
澤村先輩は、そのまま用具室の方に移動行ってしまった。
お礼言われたけど…顔逸らされたの何でだろ?
私、何かマズったかな〜…