第1章 入学
一つ溜息を吐いた後…仕方なく、私は5人分の朝食と自分用の弁当を作った。
一人で朝食を食べ終わり、弁当を鞄に入れた頃…
?
「おはよ〜、暦ちゃん」
漸く、圭織さんが起床した。
暦
「おはよう、伯母さん」
?→圭織
「Σオバさんヤメテ!」
暦
「いや、あんた私の伯母じゃん」
圭織
「そうだけど嫌なの!」
年齢的にもおばさんじゃん…怒られるから言わないけど。
暦
「寝坊癖、いい加減直しなよね」
言いながら私は、鞄を手に持った。
暦
「じゃ、行ってきまーす」
圭織
「もう行くの?」
暦
「高校初日に遅刻とか絶対ヤダし」
それに、もうって言う程の時間でもない。