第11章 緊張の様子
その後、体育館には先輩達と武田先生が来た。
対青城戦についての、ミーティングが始まった。
澤村
「──で、練習試合のポジションだけど─…」
澤村先輩が磁石を配置したボードを皆に見せる。
澤村
「“コレ”でいこうと思う」
↓コレ
WS龍先輩 MB翔陽 WS澤村先輩
S飛雄 MB蛍 WS縁下先輩
「「⁉︎」」
それを見て、主に2年の先輩達が少し騒つく…私も、予想外で驚いた。
翔陽がミドルブロッカー⁉︎飛雄は決定だったけど、1年が3人も採用されるなんて…!
澤村
「影山と日向は、セットで使いたいし…」
日向/影山
(セット…)
澤村
「月島は、烏野(ウチ)では少ない長身選手だ。青城相手にどのくらい戦えるか見たい」
月島
「はぁ〜い」
山口
(1年俺だけハズレた…(ズーン)
あ、忠落ち込んでる…