• テキストサイズ

【ハイキュー‼︎】大事と大切の違い【修正中】

第51章 大切なもの


〜暦 side〜


何度も深呼吸をして、何度も覚悟を決めて…繰り返して、漸く私は、チカの携帯に電話をかけた。


繋がって、コールの音が耳に鳴る。


スマホを持ってる左手が震えるから、その手首を右手で握り締めて…それでも怖いから目を閉じて…



「!」


通話が始まった。


《もしもし、藤堂千可の携帯ですが?》



「⁉︎え…」


この声は…



「ゆ、ユキ?」


ユキ
《…暦⁉︎》



「どうしてユキが…」


ユキ
《ええ⁉︎暦、携帯買ってたの⁉︎いつ⁉︎…って、なら何で一昨日教えてくれなかったのよ‼︎》



「電話口で怒鳴らないで!」


予想して無かったユキの声に、張り詰めてた緊張が消えた。


/ 1267ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp