第49章 罪悪感の先
ユキは、お菓子を広げると、早速クッキーを頬張った。
ユキ
「ゴクン)暦の髪が波打ってる…ウェーブかけたの?」
ここまでの道中に、髪はポニーテールに結び直した。
暦
「ううん。最近、三つ編みしてる事多いから、そのせい」
ユキ
「暦が三つ編み⁉︎見てみたいんだけど!」
暦
「えぇー」
ユキ
「えぇー!見せてよ〜!」
ユキ…変わってないな…
ユキ
「ねえ、暦は高校何処行ったの?やっぱり音駒?」
暦
「いや、違(ユキ「あ、暦引っ越したんだっけ?高校何処?有名?私知ってるかな?」……」
…うん、この質問多量も変わってない、懐かしい。
暦
「烏野高校に通ってる。多分、ユキ知らないでしょ」
ユキ
「知らない…じゃ、バレーの調子は?」
暦
「!」
ユキ
「今は、どのポジションやってるの?」