第5章 勝利の決意と皮肉屋達
月島
「…アンタは、北川第一の影山だろ。そんな“エリート”、なんで烏野に居んのさ」
影山
「…あ?」
月島君は影山君の事を知ってる様子。
日向
「おっ、おいっ!!!明日は絶対‼︎負けないからな‼︎」
暦
「日向君、今宣言しなくても…」
月島
「…………あ、そう」
日向
「⁉︎」
淡白な返答!
月島
「君らには重要な試合なのか知らないけど、こっちにとっては別にって感じなんだよね」
そりゃ、日向君と影山君のペナルティに月島君達は全く関係ないけどさ…
暦
「…部内の新人戦みたいなものなのに、重要だと思わないの?」
月島
「勝敗にこだわり無いし」
ええー…
月島
「君も災難だよねぇ。何も問題起こしてないのに巻き込まれて、外に出てなきゃならないなんてさ」
月島君は、私に向かって意地悪く笑った。