• テキストサイズ

The Way【黒子のバスケ】

第10章 秘密


高尾は湯船に顔を沈めた。



でもそろそろ言わなきゃな。
こんなに自分が女々しかったのかとびっくりする。
でも、ずっと言わないのもらしくねーし。


きっと、心結はオレのこと仲の良い幼馴染みとしか思ってないだろうな。

そう思い、なんとも悲しくなった。
オレは違うんだけど。


湯船に顔を沈めて、ぶくぶくと息をはいていると外から妹の声がした。


「お兄ちゃんお風呂長い!もうご飯できたよ!」

「あー、悪いもう出る!」


今まで、何度同じことを考えただろう。
嫌気がさして、オレは勢い良く湯船から出た。




/ 344ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp