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The Way【黒子のバスケ】

第16章 ユラユラ





いっそのこと携帯に電話をしてみようか。


いや、それはダメだ。


見つけ出さなければ意味がない。
心が折れそうになった時、また大きく深呼吸して息を整えた。まだこの近くにいるかもしれない。


「よしっ!」


そう思って高尾はまた立ち上がった。


「見つけ出して今すぐ言わねーと意味ねえもんな。」


また歩きだそうと一歩を踏み出すと、ふと顔を上げた先にセーラー服を着た女子二人組が見えた。

あれ…秀徳の制服だよな?


もしかしてと思い走り出すと、後ろ姿でもわかる、あれは紛れもなく夢と心結だった。




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