• テキストサイズ

The Way【黒子のバスケ】

第15章 緑とオレンジ





「心結は緑間くんがいれば安心ね。心結が緑間くんのこと大好きなのは見てて分かるわ。」


「えっ!?」


「前に二人が話してるのを見た時に分かったわ。だって緑間くんといるときの心結、とっても楽しそうだから」


そんなに楽しそうにしていたのかと考えると少し恥ずかしい。それを自分の母親が思っているということも。


「わたしは緑間くんのことはよく分からないけれど、きっと素敵な人なんでしょうね。」


緑間のことを思い出しながら、心結はこくりと頷いた。考えるとまた会いたくなってくる。
そして茉紘が日本に帰ってきてからも少しずつ、ゆっくりではあるが、日に日に緑間との距離も縮まっている気もしている。


「今度日本に帰ってきた時は緑間くんと心結のこと、もっと聞かせてね。」


「…うんっ」





/ 344ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp