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The Way【黒子のバスケ】

第14章 Beat


真ちゃんが!?わたしを!?保健室まで運んだの!?

しかも!?お姫様だっこで!?

えええええええ!!!??


重かったよね!?最近体重増えたもんね???
っていうより真ちゃんにだっこされたの!?
てか真ちゃんてそんなに紳士だったっけ!?優しいね!?


あああああああああああやだ無理恥ずかしいデブとか思われてたらどうしようあああああああああああ


心結はただ一人頭を抱えてパニック状態だ。
隣ではまだ二人は緑間についてキャーキャー話し合っている。


「で!?そのあとどうなったの!?緑間くんと何かあったの!!?」


「あああああ」


確かに何かあったのだが、それを思い出してさらに恥ずかしく、でも幸せな気持ちになる心結。



「ははーん、これは何かあったな?」


心結の表情を見てか、二人はニヤニヤと笑った。


「緑間くんが誰彼構わず女の子にあんなことするとは思えないもん! 心結だからあんなことしたんだって!」


「心結と緑間くん、何かあると思ってたんだ〜」


「わたしは高尾くんと何かあると思ってた!」


話は完全に二人のペースだ。
心結はどっちかというと、だっこされて運ばれたということが重要で赤面状態。


「緑間くんと何かあったのね?教えろ〜〜」


「それにしても、緑間くんと高尾くんと仲良しとか羨ましいなー」


「ほんとよ!もう!」




その後も心結は、緑間に「お姫様だっこされた」ということにパニックになりながらもしばらく緑間とのことを質問攻めにされるのだった。





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