第8章 鬼家

ーーー鼠BAR


日紫鬼「どーも」
窮鼠「あ、日紫鬼ちゃん♪……と、お客さん」

新「こんなところあったんですね」
神「マスター、私マティーn」
銀「ダメに決まってんだろ。コロナミンCでも飲んどけ」

日紫鬼「閉店なのにすみませんね」
窮鼠「いいんだよ♪日紫鬼ちゃんなら大歓迎♪」
妖艶「フンッ…」

窮鼠「お、なんだお前。珍しい、人になってんのか」

妖艶「ああ…」
窮鼠「機嫌悪いな……はぁ、本当女だったら良かったのに」
妖艶「《ゾッ》…俺はそっちの趣味はないぞ;」
窮鼠「いやぁーん…ってか俺もねぇよ、馬鹿。それはそうと、どうしたの」
日紫鬼「ああ、そうそう。窮鼠に聞きたいことがあるの」

窮鼠「聞きたいこと？」
神「鬼家アル、鬼家」

日紫鬼「窮鼠なら知ってるでしょ？私の家のこと」

窮鼠「鬼家か……なんでまた急に」
日紫鬼「深い意味はないけど…ただ今まで聞いた事なかったし…知るにはいい機会かなぁ、と」

窮鼠「…まだ時間あるし。いいよ」