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溺れる

第7章 願い


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依公子:「明日は朝、早くないの?」

何も言わずに俺に寄りかかってる彼女が言った。

太輔:「早くはないよ。電話で起こされるけど…」

太輔:「ね、依公子って…呼び捨てに…したら…怒る?」

依公子:「ん?良いよ?どして?」

太輔:「恋人だから…」

依公子:「…じゃぁ…もっとキスして…私も今夜だけ…太輔くんの恋人になりたい…」

太輔:「依公子…」

彼女が俺の首に手を掛ける。
俺は彼女の背中に手を回す。

合わさった唇を角度を変えて何度もついばむ。

ゆっくりと彼女の口の中に舌を入れると、優しく絡めてくる。

依公子:「っん…」

ゆっくりと唇を離す彼女に

太輔:「もう終わり?」

俯いてる顔を持ち上げて聞くと、涙目になってる。

太輔:「ごめんね…我慢できそうにないわ…」

そう言って、彼女の手を引いてベットへ座った。

再び唇を合わせながら彼女をソッと押し倒す。抵抗はない。

依公子「んんっん…」

依公子:「…んっ…はぁ…」

首筋に舌を沿わせて、パジャマに手を入れる。
ブラの上からでも分かる突起を摘まむと、

依公子:「あっ…んっ」

話してる声と全然違う声が俺を煽る。

依公子:「お願い、電気消して…」

太輔:「ん…」

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