第7章 願い
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太輔:「…ヤバい…」
依公子:「ん?なにが?」
太輔:「依公子さん可愛いすぎる…」
笑いながら俺をみた彼女を抱き締める。
依公子:「太輔くん?」
太輔:「我慢できねぇよ…好きだ…」
依公子:「え?太輔くん?どしたの?」
パニックになってる彼女を抱き締めて、
太輔:「依公子さんが好きだ…まだ会って数時間だけど…依公子さんが…好きだ…」
動かない彼女の顔を持ち上げて、今度は優しく触れるだけのキスをした。
依公子:「…太輔くん、私家族が居るの…」
太輔:「ん…知ってる。子持ちの主婦って北山が言っての聞いた…」
依公子:「…太輔くんの回りには、若くて、可愛くて、美人で、スタイル良い女性がたくさん居るでしょ?」
なだめるような口調で言う彼女に、
太輔:「…今晩だけ…一晩だけで良いから恋人になって…」
依公子:「…」
太輔:「オレにも夢のような時間ちょうだい…」
みつめる彼女にそう言って、また唇を合わせた…