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平凡な私と目立ちすぎる仲間たち【黒子のバスケ】
第5章 モデルさんと海常高校
涼太の近くで倒れている11番の彼。
騒然とする体育館。
「え……?」
ピーーッ
「レフェリータイム!」
遠くでホイッスルの音と審判の声が聞こえた。
「黒子っ!!」
火神が呼びかけ、黒子くんが顔をあげるのをぼんやりと見つめる。
額から流れるのは、
赤い血液。
救急箱を用意しなくちゃ、
そう思うのに、体は動いてくれない。
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