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境界の先

第12章 告る


「私、逢坂くんのことが好きなの」

放課後、部屋に来てくれた逢坂くんに、告白する。

「知ってるよ」

彼は笑う。

「私だけの逢坂くんになってくれる?」

「うん。いいよ」

「うれしい」

「僕もサキのことが好きだよ」

「ふふ、知ってる…けど…すごくうれしい!」

「一番好きだよ。サキだけが好き。この先ずっと。だからサキもずっと僕だけのものでいて」

「うん! 大好き…」

ぎゅうっと彼に抱きつく。

幸せ…。




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