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第10章 甘える
あ…裸のまま寝ちゃった。
逢坂くんも…
背中出ちゃってる。
風邪ひかないかな?
私は身体を起こして、彼の背中にそっと布団をかける。
「ん…? サキ…どこへ行くの?」
彼は私の背中をそっと抱き寄せる。
「どこも行かないよ」
私は彼の身体に抱きつく。
裸のままの2人の肌がピッタリくっつく。
朝までずっと、このまま裸のままくっついて寝るんだ。
ずっと…私は逢坂くんのそばにいたい。
…
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