• テキストサイズ

私が一緒になってどうすんだ!

第1章 衝撃!私の友達の悲しみと


あー、スーッと香る薬品の匂い
結構好きなんだよなー

夢から覚まさせるように
そんなことを考えている美咲は
まだ寝ていたい気持ちもあるが
ゆっくりと瞼を開けてみた

すると



バンッ

と、視界いっぱいに花依の顔

あー、花依ちゃんだー…




美咲「花依ちゃん!?
その顔の傷大丈夫!?」

花依の頬には少し擦りむいたような
傷があった
花依が大好きな美咲は慌てて
ベットから起き上がった

その瞬間、グラッと目の前が歪んだ

花依「美咲ちゃん!だめだよ、軽い脳震盪だけど
安静にしてなきゃ!」

花依にまたベットに押し戻され横になる

花依「私は大丈夫だよ!
この擦り傷以外はどうってことないんだー」

美咲「よかった…」

花依「それよりごめんね?
私が妄想してなければ教えられたし
避けれたかもしれないのに…」

しゅんとなって謝る

そういう優しいところも好き

美咲「ううん
私、よそ見してたし、一人座ってたし
悪いのは私だよ
それより、良かったね
花依ちゃん楽しそうだったし
五十嵐くんたち見れて」

そう言うと
暗かった花依の顔がぱあっと明るくなった

花依「うん!あれはすごかった!
あそこは7✕5だったし、あそこは…」

興奮気味で嬉しそうに話し、止まらない

そんな花依の顔を見て美咲も笑顔になった
話はあまりわからないけど
/ 21ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp