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【ヘタリア】周波数0325【APH】

第13章 at the later lunch time


「あいつはそんなヤワな奴じゃねぇだろ」

ギルがそう言い放つ。

そして、何事もないようにパスタを食べに戻る。

でも、とためらいの言葉を口にすると、ギルは手にしたフォークを置いた。

それから、一点の曇りもない真剣な瞳で私を貫く。

「自分の国ぐらい信じてやれなくてどうすんだ?」

「……」

私が押し黙ると、ギルは口の端をつり上げて笑う。

そしてぽんぽんと私の頭を撫でた。

いつかの誰かのように。

安心しろ。

そう、言うように。

「……」

そんなこと言われたら、なにも言い返せないじゃないか……

「ギル……」

「フェリシアーノちゃんおかわり!」

「はーい!」

「ぅおいっ!!」

なにほのぼのしてるんだ。感動を返せ。

というかもしや貴様、ただフェリちゃんのパスタが食べたいだけなんじゃないのか!?

大体祖国は腰が……

「あ! 定期連絡メール来たある!」

なに!?
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