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【ヘタリア】周波数0325【APH】

第2章 邂逅と眩暈と


言い終え、恐る恐る皆を見回してみた。

耀はびっくりして、目をぱちくりさせている。

香くんは、あからさまに怪しんだ表情で眉を寄せていた。

それとは対照的に、湾ちゃんはなぜか、わくわくと瞳を輝かせている。

おとぎ話でも聞かされた子どものようだ。

菊はなにかを思い出すがごとく、深く考えこんでいた。

そしてヨンスといえば――

「公子大変だったんだぜーお疲れなんだぜ!」

と、見事に沈黙を破ってくれた。

そして再びじゃれつかれる。

更に香くん顔には「そんなの信じてもらえると思うの?」と書いてあった。

もう、泣きたい。
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