第4章 服装改革①
そう、それからずっと、コスプレしないとエッチ出来ない私たち。
高校の制服は京ちゃんのなかではコスプレではないらしく、制服エッチすることもない。
ちょっと憧れてたのに。
って何考えてんの。私。
時々思うんだ。
葉山くんの言うように、コスプレしてあげるから京ちゃんは、私のことが好きなんじゃないかって……。
コスプレを拒否したら、私たちの関係は終わっちゃうのかな……。
「不安になることないよ。澪奈」
美香ちゃんが励ましてくれる。
そうだよね。
考えちゃダメだよね。
コスプレすればエッチできるんだし、何よりも私は京ちゃんが大好きなんだもん。
「じゃあ葉山くん、買い物約束だからね!」
私は気を取り直すことにした。