• テキストサイズ

【スイートルームの眠り姫】学園の眠り姫

第4章 記憶



――――――――と、
知らない男性。

仲良く二人で写っている。

「この人誰なの…?」

ゆっくりと亮に尋ねる。
なんだか顔が見れない。
だってこの人はなんだか…
亮に…そして私に、



似ているから。



「その人は…」

私の様子をうかがった亮は
その先の言葉をためらう。

「誰よ…」

自分でも半分わかっていたのだろうか
いや、この人は父とは違う
髪色、目つき、鼻、口、なにもかもが

私は全体的に母親に似ている
しかし、昔から疑問に思っていたことがあった
/ 157ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp