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【スイートルームの眠り姫】学園の眠り姫
第4章 記憶
――――――――と、
知らない男性。
仲良く二人で写っている。
「この人誰なの…?」
ゆっくりと亮に尋ねる。
なんだか顔が見れない。
だってこの人はなんだか…
亮に…そして私に、
似ているから。
「その人は…」
私の様子をうかがった亮は
その先の言葉をためらう。
「誰よ…」
自分でも半分わかっていたのだろうか
いや、この人は父とは違う
髪色、目つき、鼻、口、なにもかもが
私は全体的に母親に似ている
しかし、昔から疑問に思っていたことがあった
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