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【スイートルームの眠り姫】学園の眠り姫
第3章 すれ違い
「わっ!」
下を向いて早歩きしていたら
目の前に人がいたのがわからなかった
「すいません…って、立花さん」
最悪、泣いてるとこ、見られた…
「どうしたの?なにかされた?」
「いえ、こんな姿みせてしまってすいません」
「ううん、気にしないで
それより泣いている女の子1人にしておけないよ
…カフェテリアいこうか」
「え、あの…」
「大丈夫、いこう」
ウインクされて、
はい、としか言わせないような
雰囲気にさせる。
立花さんってやっぱり役者だなぁ…
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