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【スイートルームの眠り姫】学園の眠り姫

第2章 スイートルーム


なつかしい、夢を見た…。

「景斗さん!
またいじわるされた!」

そうだ…私には、幼い頃から、
隣に住んでいた幼馴染がいた。
名前はわからないけれど…
いつも泣かされてた

でもこの日は私、
ちゃんとやりかえして…

「大丈夫?でも仲がいいんだね」

「だからやり返した…」

「なにを?」

「私のお気に入りの帽子、
川に投げられたから、
川に落とした」

「ええ!?」

景斗さんはとても驚いていた。

「だって…」

だってお気に入りの帽子で…
いつもいじわるばっかりしてくるから
やり返したかったんだもん
でも、周りにいっぱい友達いたけど
落としたっきりおいてきちゃって…
不安になってくると、
外から、その子の声が聞こえた

「おい!環奈!
てめえさっきはよくも…っえ!?」

「うわぁん!よかったぁ!生きてた!」

私はそのとき抱き着いたんだ
そうしたら、びっくりしていた

でもその子は引っ越してしまった
お父さんの転勤かなにかで…
よく覚えてないけど…

どこにいったんだろう…
また会いたいな――――…
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