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【スイートルームの眠り姫】学園の眠り姫
第7章 双子の結末
「じゃあ俺がついていってやる」
「へ?」
なんでそうなるの?私の頭の中は
疑問符でいっぱいいっぱいだった。
「財前社長に本当のこと言って
でも、これからも娘として
やっていけばいいではないか」
あ、そうか。
なんでそんな簡単な答えに
私は気付かなかったんだろう。
「そっか、亮ありがとう」
「どういたしまして、
ほら、寝るぞ」
「うん!」
静寂の部屋の一本の明かりは消され、
眠気が私を誘ってくる。
そのうち、私の意識は途切れた――――。
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