第2章 突然のチョコ夢
晩御飯もらって、お風呂入って、もう寝るだけ。
もう23時。
『さてさて及川もとい二人きりなので徹くん。ホンモノのお時間ですよ』
「!待ってましたー!何くれるの?」
『私』
「……へ?」
『だから、えーと、これつけて、私がホンモノ』
用意しておいた、パンに塗って食べるチョコクリームのカップをバッグから出して、四つん這いで近寄る。あ、服着てますよ?←
自分の寝床であぐらで座ってた徹の足に向かい合わせて座る。既に顔がだいぶ赤い。
「マジですかモカちゃん」
『モカ呼びはいっちゃん(岩泉)とはっきり区別するためだから駄目、名前で呼んで』
「…元華…まじで?」
『まじ。いらないの?』
「いる、めっちゃいる。超必要。元華好き。愛してるありがとう幸せ」
『ちょろいなぁwんじゃ盛り上がっちゃうかもだけど我慢してちょっとだけシようか、このチョコ使って』
ひざ立ちになって胸元に徹の頭を抱き込んで埋める。因みに服は着てるけどノーブラ←
「うん…元華て結構エッチすんの好きだよね、ノーブラじゃん」
やわやわと揉まれる。柔らかさが好きらしい。
『まぁね、徹しか知らないのに性欲そこそこあるから徹が忙しいといらいらしてくる』
「…じゃあ、たまに岩ちゃんと同化してるのはそのせい?」
『そーかもね。八つ当たりされたくなければ人目無く二人きりになって構い倒せぼげー』
洗いたて乾かしたてのセットしてないふわふわの髪の毛を撫でて、前髪をよけて額にキスを落とす。
ぼげーって言った辺りの声を他の誰かに聞かれたらきっとすごくデレデレだと言われるんだろうなぁ
なんて思いながら徹のやさしい愛撫が始まって、
もっとデレデレな声が出ることになりました。
最中の徹の声を聞けるのは今は自分だけと優越感を楽しみながら。
おやすみなさいしました。