第2章 コンビニの帰り道…
今夜はお正月というのもあり、睦月家は三人で飲めや歌えやで盛り上がっていた。だが、瑠夏が突然『肉まんが食べたい』と言い出し、言われるがまま渋々寒い夜にコンビニで肉まんを買いに出た。しかし気づけば夜中の1時過ぎ
肉まんがあるかどうか不安に思いながらも一軒目のコンビニへ。ちょうど2つ置いてあったのだが睦月の前の男が肉まん2つを買ってしまった。仕方なく次のコンビニへ、しかし二軒目は売り切れ。意地になり次のコンビニへ向かったのだが
三軒目は置いてなかったり、四軒目はピザマンだったりとなかなか肉まんに辿り着けないでいた。
だが、五軒目は当たりだった。肉まんが3つ置いてあったのだ。涙が出そうになりながら肉まんをついでに自分の分もと2つ買った
その帰り道である