第8章 それは、善悪逆転する。
グレイ「レンは!?」
ルーシィ「アタシ、3番魔水晶で一緒にいたんだけど・・・!!壊したのを確認したらシロをアタシに預けていなくなっちゃったの!」
一夜「もしや・・・まだ中に!?」
ウェンディ「そんな・・・!」
ハッピー「ナツーーーーっ!!」
「そんなに騒ぐなっての。ったく・・・。」
ルーシィ「お兄ちゃん!!それにナツも!!」
俺「リチャードも来るのはいいけど岩に気付かずにぶつかって気絶とか・・・はぁ・・。」
エルザ「まさか・・・お前がこの3人を抱えてニルヴァーナから脱出してきたのか!?」
俺「え?いや、さすがに3人全員は抱えられなかったからな。」
ロキ「やっと僕を呼んでくれたね!レン!!」
俺「本当はお前怪我してるの知ってたから呼ぶの嫌だったんだけど。」
ロキ「君のためならこんな怪我、どうってことないさ。また呼んでくれると嬉しいな。」
俺「怪我治ったらな。ほら、ナツ降ろして星霊界戻ってさっさと治せ。」
ロキ「あぁ。ありがとう、レン。」
そういって星霊界に帰って行ったレオ。
ナツ「サンキュ、レン。おかげで出れた!」
俺「あぁ、気にするな。・・・思ったより怪我は酷くなさそうだな?」
ナツ「それがよぉ・・・気絶する前よりアイツ、魔力少なくなっててよー・・・。」
ルーシィ「!・・・。」
ハッピー「とにかく、全員無事で何よりだね!」
ジュラ「皆、よくやった!」
一夜「これにて、作戦終了ですな!」
ルーシィ「キモッ・・・。」
グレイ「ところで・・・レンと話してるアイツは誰なんだ?青い天馬の奴か?」
エルザ「・・・ジェラールだ。」
グレイ「何ぃぃいっ!?」
ルーシィ「あの人が!?」
エルザ「だが、私達の知っているジェラールではない。」
ウェンディ「記憶を失ってるの。」
グレイ「いや、そう言われても・・・。」
俺「ジェラール、ありがとう。ナツくんに炎を与えてくれて。」
ジェラール「俺は・・・別に・・・。」
エルザ「これからどうするんだ?」
俺「!エルザさん。」
ジェラール「・・・わからない。」