第7章 それは、おまじない?
翌日――――――――
グレイ「・・・んぁ・・?」
あれ?俺昨日・・・?
グレイ「・・・ここ何処だ・・?」
「んむ・・・。」
・・・隣に誰かいるな・・。・・・起こさないようにそーっと・・布団を・・・!
グレイ「・・・!?レン・・・!?」
俺「すー・・・すー・・・。」
・・・つまり、ここはレンの部屋・・?
グレイ「・・・ここに来るまでの記憶がねぇんだけど・・。」
・・・というより、俺のこの着てる服ってレンの・・・!!?!?
俺「・・・ん・・あれ・・?グレイ起きてたのか・・・?おはよー・・。」
グレイ「!お、おはよう・・・!」
俺「ちょっと待ってなー・・昨日洗濯したから服乾いてると思うから取ってくるよ・・。」
グレイ「お、おぅ・・・?」
俺「あー・・・シロならダリアのとこに泊まってるよ。」
グレイ「そうなのか・・・。」
ね、寝ぐせつけて寝ぼけてるレンなんて初めて見たぜ・・・。
俺「えーっと・・どれだっけなー・・・。」
グレイ「あー・・・場所教えてくれたら自分で行くぞ?」
俺「・・・いつものグレイだ。良かった・・。」
グレイ「・・・?いつもの??」
俺「・・・たまには、あんなグレイでもいいかもなー・・。」
・・・俺・・一体何したんだよ・・・。
俺「・・・あ、あった。はい、グレイ。」
グレイ「お、おー・・サンキュ。」
俺「いえいえ。・・・あ、今日用事あるんだった。」
・・・目覚めたのか・・?
俺「ヤベッ。思ったより寝てたな・・・。グレイ、悪いけど朝飯は用意出来そうにないや。」
ガチャッ・・・
シロ「おはよーレンー!グレイー!ダリアが朝ごはん用意してくれてるよー?」
俺「シロ、俺のはいいや。急がないと。」
シロ「・・・あ、そうだった!グレイー、ダリアの部屋はこの真下だからそこ寄ってね!朝ごはん用意されてるから!」
グレイ「お、おぅ?」
俺「じゃあグレイ、部屋出るとき鍵閉めよろしく。机の上のカギお前のだから!」
レンはいつの間にか着替えててそのまま出て行ってしまった・・・。
グレイ「・・・俺のカギって・・ここ出入りしていいって事か・・・?」